現在の介護施設は、高齢者人口の大幅増加と労働者人口の減少により人材確保に苦労しているところが非常に多く、これから転職を検討している方にとっては超売り手市場と言えるでしょう。しかし、この業界は収入のほとんどを公的資金でまかなっており、利益が多く出る事業システムではないためスタッフにとって待遇面が期待できず、離職者も多いというのが現状でした。政府はこの状況を改善するためにいくつかの施策を検討していようです。まずは10年勤続の介護福祉士に月額8万円支給という施策です。今までは今後の報酬面での待遇に期待できなかったこの業界で働いていた方や、これから働いてみたいと思っている方にとっては意欲を継続して働き続けることができるよい案でないでしょうか。

もう一つは、資格取得スクールで初任者研修や実務者研修を取得して介護福祉施設に就職した場合、スクールでかかった受講料をキャッシュバックするという施策です。このような資格取得支援の制度があれば、今後この業界に転職しようと思っていた方にとって費用面で安心できる案ではないでしょうか。この他にも政府はこの業界の人材確保のために、働く人々に安定してやりがいをもって仕事ができる様々な施策をつくる取り組みをしていると言われています。今後この業界に転職をしようかと検討している方にとって、給料が安いから、資格取得に費用が掛かるからなどと言う不安がなくなり明るい将来が期待できますので、一歩足を踏み出してみてはいかがでしょうか。